本校数学科研究グループは、本校の数学指導に関する取り組み・考えを国内外に発信することを通して、より多くの先生方のご意見をいただきながら、本校の数学指導に活かしていくことを目的として、研究活動を行っております。具体的には、日本数学教育学会誌への論文の投稿や、日本数学教育学会での研究発表を行っております。本校で数学授業に新しく取り入れようとしている学習活動に関して、筑波大学の小松孝太郎先生から多くのご指導を賜りながら、日々研鑽を積んでおります。
この発表収録に掲載された論文を、以下に更新しました。質疑応答の10分間では議論しきれなかった点について、メールでの問い合わせもありました。多くの大学の先生方、また似たような関心のある高校の先生方と、議論することができました。本校の今後の研究活動に活かしていきたいと考えております。
~これまでの本校の研究活動~
・2017年『Proof validation and modification in secondary school geometry』
小松先生(筑波大)、ジョーンズ先生(サウサンプトン大)、池田先生(城北中)との共著です。
https://eprints.soton.ac.uk/411718/1/Komatsu_et_al_JMB_2017.pdf
・2019年『証明の妥当性を検討する高校生の活動の様相:背理法による証明に焦点をあてて』
https://doi.org/10.32296/jjsme.101.7_13
・2020年 日本数学教育学会 学会賞 受賞
本校の2019年の取り組みが認められ、学会賞を受賞しました。
学会賞について
・2020年『証明学習において妥当性に厳密性は含まれないのか?』
本校の2019年の取り組みに対して、ご意見をいただきました。
https://doi.org/10.32296/jjsme.102.9_17
・2022年『証明の妥当性を検討する高校生の活動の特徴:背理法による証明に焦点をあてて』
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